新商品・BLOG
- ファスナーを少し掘下げる
- <div> バッグや洋服などで使われているファスナー(Fastener)。</div><div> 辞書を引くと、動詞のfasten(固定する, 留める, 締める) + er で固定/留める/締めるもの という普通名詞。ネジや釘、ホック、クリップ、マジックテープ(固有名詞)などを含む、点や線、面で固定する留め具類を広く指すものでした。</div><div> 我々日本人がイメージする「ファスナー」は、ワールドワイド的には「スライドファスナー(Slide Fastener)」になる様です。</div><div> 業界ではかつて「線ファスナー」と言われていたとか。</div><div><br></div><div> 米国ではスライドさせたときの音から名付けられた「ジッパー(Zipper)」という商標が流行って、今日では普通名詞化されるほど浸透しているそうで、シュリンク系オイルレザーを使った2作目のショルダーバッグの商品名「ジップトップショルダー」に使わせて貰いました。</div><div> 日本で古くから使われている「チャック」は、巾着が語源と言われる元々はある企業の商標だったものが、こちらも国民に浸透し過ぎて普通名詞になった様です。<br></div><div> 世界各地でそれぞれ独自の呼び名が存在している様ですので、海外に行かれる際は事前に確認されておくと役に立つかも。<br></div><div><br></div><div> 最後に…</div><div> スライドファスナー(以降ファスナーと呼びます…)をザックリ分類すると、「金属ファスナ(メタルファスナー)」と「樹脂ファスナー」、樹脂製の「コイルファスナー」になるかと思います。</div><div> cavanのバッグでは、オイルレザーバッグには丈夫な金属ファスナーを、パラフィン帆布バッグと内装ポケットには布の素材感に合せてコイルファスナーを使っています。<br></div><div> 宜しければ商品ページでチェックお願いします☟</div><div><br></div><div> 切り取った写真の順番で…</div><div><a href="https://cavan-bag.com/shop/1953">・本革ジップトップショルダー</a></div><div><a href="https://cavan-bag.com/shop/274">・帆布ブリーフケース</a></div><div><a href="https://cavan-bag.com/shop/768">・本革トールトート(内装ポケットで使用)</a></div><div><a href="https://cavan-bag.com/shop/883">・帆布トールトート(内装ポケットで使用)</a> </div>
- サコッシュとは
- <div> ヨーロッパで人気のサイクルロードレース。</div><div> カロリー消費が激しくタフなレースでは糖質補給が重要となり、サコッシュと呼ばれる簡易的な肩掛け袋に補給食を入れて、レース中の選手に手渡されます。チームスタッフがサポートカーや沿道から、またはアシスト役の選手が運んだり。</div><div> 受け取った選手は、中に入っている高カロリー機能食などをジャージのバックポケットにしまうと、用済みのサコッシュは道端にポイっと捨ててしまうとか。チームロゴなどがプリントされたサコッシュは人気があり、沿道のファンが回収して持ち帰るそうです。</div><div><br></div><div> そんなヨーロッパ発祥のスポーツグッズをモチーフに、幅広くアレンジされて広まっているサコッシュですが、原型をイメージすると、コンパクトな肩掛けバッグで、マチなし、ポケットなし、装飾無しのシンプルな構造がベースになるのかと思います。</div><div><br></div><div> ちなみに、"sacoche(フランス語)"をGoogle翻訳で訳すと日本語で「バッグ」。逆に「バッグ」をフランス語に訳し直すと"sac"となりました。</div><div> "sacoche"も"sac"もバッグ。違いが調べきれなかったのですが、バッグ全般を"sac"と言い、前述のイメージと字面から、"sac"と"poches(ポケット)"を組み合わせた造語が"sacoche" の語源ではないかと想像されます。小さいポケットの様なバッグ…あくまでも個人的な予測です。</div><div><br></div><div> サコッシュと言えば布かナイロン製で数千円前半で買えるものが主流かと思うのですが、丈夫なオイルレザーでサンプルを作ってみました。</div><div> ショルダーストラップを外して、ポーチやバッグインバッグとしても使える2wayタイプです。<br></div><div><div>☞ <a href="https://cavan-bag.com/gallery/gallery006.php">レザーサコッシュ</a></div> <div><br></div></div><div> 完成しましたら改めてお知らせします。<br></div>
- 天マチファスナー
- <div> トートバッグの口の閉め方ーその2</div><div><br></div><div> 2021年12月末より販売開始した本革カバードトートで採用している「天マチファスナー」。</div><div> トップをファスナーで閉められる所謂ファスナートップを「天ファスナー」、トップを閉めた時にマチが出来る様に蓋(カバー)を付けたものを「天マチ」、これを組み合わせてトップに蓋があってファスナーで閉められる構造を「天マチファスナー」などと言われています。</div><div><br></div><div> 蓋の付け方は、上から下に垂らす形と、下から上向きに立てる方法の大きく2種類ありますが、オイルレザー製のカバードトートでは後者の構造を選択しました。</div><div><br></div><div> それぞれのメリットとデメリットを比較すると...</div><div><br></div><div> まず、採用しなかった、上から下に垂らす構造ですが、メリットは①蓋を最上部に取り付けられるので、蓋を閉めた時の室内高さが最大で使える。②蓋を開けている時、蓋が下向きなので重力に逆らわず邪魔になり難い。③見返しの革が節約できる(構造にも因ります)などが考えられます。</div><div> 逆にデメリットは、蓋を閉める時、ファスナーが少し下の方にあるので、スライダーが掴み難くくて閉め難い時がある(構造に寄ります)くらいでしょうか。</div><div><br></div><div> カバードトートバッグで採用した、蓋を上向きに立てる場合は、前者の裏返しになるので、デメリットの方が多いのかもしれません。</div><div><br></div><div> 敢えて後者(蓋を上向きに立てて取り付け)を選択し理由は、蓋を利用した隠しポケット(あおりポケット)を付けたかったからです。蓋を開けずに財布やパスケースなど大事な物を取り出せる、目立たないポケット。隠しポケット自体はとりたてて目新しくはないですが、この様なコンベンショナルなトートバッグでは見かけないので(見逃しているだけかもしれません)、是非取り入れたかった仕様です。</div><div> それと職人さんが上向きの方がやり易そうだったので。</div><div><br></div><div> どちらがお好みでしょうか?ご意見有ればお問い合わせからお願いします。</div><div><br></div><div><a href="https://cavan-bag.com/shop/1712">本革カバードトート(ブラウン)</a> <br></div>
- 熨斗って?
- <div> ギフトラッピング対応を始めるにあたり、少し個性的なデザインにできないかとあれこれ考えて、熨斗紙をモチーフに商品を革で巻いて革紐で縛る方法をバリエーションとして加えてみました。</div><div> サイズの大きいレザーバッグなどはコスト的にかなり難しいので、長財布専用になりますが。</div><div><br></div><div> そもそも熨斗(のし)とは何なのか、日本のしきたりが関係している筈なので、モチーフとは言うものの相手に失礼があってはまずいと考え、少し調べてみました。</div><div><br></div><div>❖熨斗とは</div><div> 写真にある通り、熨斗袋や熨斗紙の右上にある飾りの事を言います。</div><div> 熨斗飾りの中に挟まっている黄色く薄いものは、鮑(あわび)を薄く削いで、干して乾燥させて、竹筒で押し伸ばした(のした)もので、熨斗鮑(のしあわび)と言います。</div><div><br></div><div> 諸説ありますが、鮑は長寿をもたらす食べ物と言われ、古来より縁起物として、贈答品に添えられていた事にはじまり、鮑を黄色い紙で模して簡略化された形で現在に至っている様です。</div><div><br></div><div>❖熨斗とは切り離せない水引</div><div> 包みを結ぶ「飾り紐」を水引と言います。</div><div> 紐の本数や色、結び方でそれぞれ意味をなしており、使い方を間違えると、失礼になる可能性があり、気になるところです。</div><div><br></div><div> 本数は、慶事は奇数本(3本、5本、7本)が基本で、弔事は偶数本との事。偶数本は避けた方が良さそうです。</div><div><br></div><div> 色は、慶事全般的に「紅白」が使われ、結婚祝いや長寿祝いなど一生に一度のお祝い事には「金銀」、弔事には「黒白」や「黒銀」。</div><div><br></div><div>※ギフトラッピングでは革紐で代用して、商品と同じ色を基本に1本となります(慶事の奇数)。黒革紐が少し引っ掛かりますが、アレンジものという事でお許しを。</div><div><br></div><div>❖水引の結び方</div><div>・蝶結び/花結び(写真の左革);一般的な贈答に使われ、何度も結び直す事ができるので、何度繰り返しても良いお祝い事で使われます。繰り返して欲しくない結婚のお祝いや病気のお見舞いにはタブーとなります。</div><div>・あわじ結び(写真の右側);一度結ぶとほどくのが難しいため、弔事のほか繰り返すと良くない婚礼やお見舞いなどで使用します。また、強く結ばれることから「末永く良きお付き合いを」という意味がこめられているとか。</div><div>・結びきり;結び目の先が上になるように固く結ぶ方法で意味合いはあわじ結びと同じ。あわじ結びが面倒なのでただ結んだだけという説も。あわじ結びのカジュアル版。</div><div><br></div><div>※商品説明のイメージ写真では、長さの関係もあり本結びになっています。ほどきにくいあわじ結びの流れになりそうですが、目的が判らない場合は、敢て意味のある結び方を避けて、緩めな本結びとさせていただきます。目的がわかりましたら、蝶結びもしくはあわじ結びを使ってみようと思います。</div><div><br></div><div> ラッピングに関してご希望ありましたら、遠慮なくご相談ください。</div><div><br></div><div> 商品詳細説明ページでラッピングイメージをご確認ください。</div><div>☞<a href="https://cavan-bag.com/shop/1098">ラウンドファスナー長財布</a></div><div></div>
- レーヨン裏地の定番シャンタン
- <div> この秋からオイルレザーバッグの裏地に使い始めたシャンタン。</div><div> シャンタンってどこかで聞いたことあるけどなんだっけ?という方も少なくないと思います。</div><div><br></div><div> シャンタンは、中国山東(shantung)省の絹織物が名前の由来とされていて、たて糸に生糸、よこ糸に玉糸(たままゆからたぐりだした糸)や紬紡糸(絹糸を紡績するとき出るくずを集めたもので「ちゅうぼうし」と読む)などを使って平織りにした、グログラン(grosgrain@フランス語)調の元来は絹織物です。</div><div><br></div><div> たて糸が、太いよこ糸を包むような形で、横畝(不規則な横すじ)が出て程よい光沢とハリがあり、紬のような上品な風合いで高級感のある生地です。</div><div><br></div><div> シャンタンの素材は、絹から始まり現在では綿やポリエステルなどの化学繊維なども使われていますが、cavanのオイルレザーバッグの裏地にはレーヨンシャンタンを使っています。</div><div> レーヨン(rayon)はシルクに似た光沢と手触で人造絹糸とも言われ、木材パルプや綿セルロースが原材料の天然由来素材です。</div><div> ちなみにレーヨンの名前の由来は、ray(光線)とcottonもしくはnylonを組み合わせた造語と言うのが有力ですが、フランス語のrayonne(照射・放射)からきているという説も(レーヨンはフランス発祥)。</div><div><br></div><div> 話は逸れましたが、レーヨンシャンタンの裏地を使ったcavanのオイルレザーバッグを是非チェックお願いします。</div><div>☞ <a href="https://cavan-bag.com/shop/751">本革トールトート(ネイビー)</a></div>
- ショルダーバッグのサルカン
- <div> バッグのショルダーストラップについている写真の部品の名前をご存じですか?</div><div><br></div><div> 私は「サルカン」だと認識しているのですが、念の為サルカンでGoogle検索すると、釣りの道具で糸と仕掛けを結ぶ金具という情報がトップを占めていました...</div><div> 釣りは詳しくないのですが、糸を結ぶところが2箇所あり、接合部分が回転する構造になっていて、仕掛け(餌)がくるくる回っても釣り糸がねじれないようにする部品との事です(間違っていたらすみません)。漢字で書くと「猿環」とか。サルをつなぐ部品(犬のリードと首輪をつなぐ部分と同じか)が由来なのでしょうか。</div><div><br></div><div> 話は逸れましたが、ショルダーストラップに使われているサルカンは、敢て漢字にすると「去る環」という説が有力だと思います。写真の場合は、折り返したベルトを離れ無い様に(去らない様に)束ねる環という事でしょうか。</div><div> 革製品では「サル革」の方が一般的かもしれませんが、帆布バッグも扱っていますので、敢て「サルカン」で通したいと思います。</div><div><br></div><div> ショルダーストラップの折り返し部分や、余った部分がよじれないようにする部品という意味では、釣り具のサルカンも全く無関係ではない気がするのは私だけでしょうか...</div><div><br></div><div> オイルレザーと帆布のバッグ。ショルダー付きの商品もいくつかありますので、宜しければチェックお願いします。</div><div>☞ <a href="https://cavan-bag.com/shop/category/item/itemgenre/all">cavanの全商品</a><br></div>
- 「バッグ」と「バック」
- <div> 「バッグ」それとも「バック」?</div><div><br></div><div> BAGをカタカナで書くと「バッグ」か「バック」なのか迷う事ありませんか?</div><div><br></div><div> 日本語能力試験のカタカナ語語彙表によると「バッグ」となっています。</div><div><br></div><div> しかしながら、インスタグラムでハッシュタグ「#バッグ」と「#バック」の投稿数を調べると、「#バッグ」の424万件に対して「#バック」は80万件と「#カバン」の52万件、「#鞄」の41万件を2倍近く上回る数で、「バック」はそれなりの地位を築いていると言えそうです(2021年10月8日のお昼頃調べ)。</div><div> ちなみに「#バック」の投稿内容はBackではなくBAGに関するものです。</div><div><br></div><div> BAGのカタカナ発音はバッグで慣用化されていると思いますが、バッグと言っているつもりがバックに聞こえたり、バックの方が発音しやすいなどで、バックも浸透しているのが実態かと思います。バックパックという単語も影響しているかもしれません。</div><div><br></div><div> カタカナ表記は、外国語を日本人が聞こえた音(日本人が発音できる音)でカナ表記したのが始まりで、日本語として浸透しているものは原音と乖離しているものが多いと思います。</div><div> BAG[bæɡ]の原音をカタカナにすると「ベーッグ」とか「ベーッ」という感じかと思いますので、もはや「バッグ」も「バック」も誤差範囲ではないかと言う気もしますね。</div><div><br></div><div> 杓子定規には「バッグ」が正解ですが、個人的には、公けな文書を除いた日常的なコミュニケーションとしては、前後の文脈含めて意味が通じれば「バック」もありかと思います。</div><div><br></div><div> オイルレザーバッグと帆布バッグの商品ページもチェックお願いします。</div><div>☞ <a href="https://cavan-bag.com/shop/category/item/itemgenre/all">cavanの全商品</a><br></div>
- トートバッグの口の閉め方
- <div>2022年2月2日更新</div><div><br></div><div><strong>❖トートバッグの口を閉じる構造は必要か否か</strong></div><div><br></div><div> トートバッグのルーツは、1944年にアウトドアブランドのL.L.Beanが、キャンプなどで氷を運ぶ為に作ったキャンバス地(帆布)の四角い手提げ袋 と言うのが有力のようです。</div><div> 元祖トートバッグは口が広くてザックリものが出し入れできる、口は開けっ放しが標準仕様と想像されます。</div><div><br></div><div> 1960年代あたりから米国を中心にファッションアイテムとして流行し、その後企業のロゴが大きく入ったノベルティやエコバッグなど主に布製の手提げバッグとして多く流通する中で、2010年代の前半あたりから 、革製のトートバッグがビジネス用としての地位を築きはじめました。</div><div><br></div><div> cavanのオイルレザートートは、通勤など仕事で使われることをイメージしていますが、初期モデルについてはトートバッグらしさを意識して、口の部分を潔く開放したシンプルな構造にしました。</div><div> しかしながら、販売してみるとファスナーで閉じられるものの要求が予想以上に多い事が判り、情報管理の厳格化が求められる時代でもあるので、仕事用で完全開放はNGだったのかもしれません。</div><div> 流行に左右されないデザインを目指していますが、セキュリティに関しては事情が違いますね...</div><div><br></div><div><br></div><h3>❖新商品の方向性</h3><div><br></div><div> 仕事用を考慮した、がっつり閉めるタイプと、少しカジュアルよりなデザインには、使い勝手とシンプルさを優先して、補助的に閉めるタイプの、大きく2種類に分けて展開する事にしました。</div><div><br></div><div> 「本革スタンダード トート」は仕事用の需要がメインと考え、ファスナーで閉じられる蓋を付けた「本革カバードトート」として2021年末より販売開始しました。</div><div><br></div><div> また「本革トールトート」は、カジュアル寄りと位置付けて、マグネットボタンで手軽に閉められるシンプルな仕様で2021年10月より販売開始しました。</div><div><br></div><div> マグネットボタンは、2021年春に販売開始した帆布ハンディートートで既に採用していますが、意図ぜず外れてしまう可能性と、荷物が多いと閉まらない点が懸念される為、少し遊び(余裕)を持たせたり、長さ調節できる仕様であったり、留め具はジャンパーホック(スナップホック)やギボシなども候補に、カジュアル路線については引き続き検討していきたいと考えています。</div><div><br></div><div> 帆布トート2型と2wayバッグには、しっかり留められるジャンパーホック(リングバネホック) を付けて2021年秋にリニューアルしました。アンティックゴールドの両頭ホックを本体に直接、外から頭が見える様に取り付けて、クラシックスタイルを意識しています。</div><div><br></div><div> 是非商品ページもチェックお願いします。</div><div>☞ <a href="https://cavan-bag.com/shop/category/item/itemgenre/all">cavanの全商品</a><br></div><div><br></div><div> ご意見ありましたら参考にさせていただきたく、お気軽にお問い合わせください。</div><div>☞ <a href="https://cavan-bag.com/contact.php">ご意見はこちらから</a><br></div>
- オイルレザートートの裏地
- <div> 革製トートバッグの裏地は必要か否か?</div><div><br></div><div> シンプルに裏地無し、もしくは革の裏地を付けるか、布の裏地にするか...</div><div> 素材も含めると選択肢は色々あります。</div><div> 使い勝手や重さ、お値段、見栄え、耐久性など一長一短な部分もありますが、最終的には使う方の好みや考え方に因りますね。</div><div><br></div><div> cavanのオイルレザートートの裏地は、従来綿オックスのグレージュカラーで統一していましたが、2021年10月販売開始予定の本革トールトート(2021年モデル)より素材と色を変えることにしました。</div><div> 商品が出来上がりましたら、ぜひチェックお願いします。</div><div>☞ <a href="https://cavan-bag.com/shop/category/item/itemgenre/oil_leather_bag">cavanのオイルレザーバッグ</a> <br></div><div><br></div><h3><br></h3><h3>❖裏地の素材について</h3><div><br></div><div> 2020年の初期モデルでは天然素材への拘りから、丈夫でナチュラルな雰囲気に合う定番の「綿オックス」を使っていました。<br></div><div> 初期モデルは、革を原厚のまま使い、制作時の皺も天然素材の味わいとした、武骨でワイルドなメンズよりな雰囲気が強かったかなという反省から、2021年モデルのレザートートでは少しきれいめで上品さを意識して「シャンタン」に変更しました。</div><div><br></div><div> シャンタンはハリがあって丈夫な平織り生地で、素材はレーヨンを使用しています。</div><div> 紬のような風合いとほどよい光沢があって、ドレスなどにも使われる上品で高級感のある生地です。</div><div><br></div><h3>❖裏地の色について</h3><div><br></div><div> 2021年モデル(2代目)本革トールトートの1ロット目の色は以下で進めています。</div><div><br></div><div>・ネイビー(写真ではブラックと見分けがつかないです)の革には同系色でトーンが違うブルーグレー。グレーが入った少し暗めなブルーですが、シャンタンは光沢があって、見る角度で微妙に色味が変わるので、実物は明るめな内装になる事を期待しています。</div><div><br></div><div>・ブラウンの革にはセイジ色を合わせて、ナチュラルなフォレストカラー風に。</div><div> セイジ色とは青磁器の淡い青緑色で、どちらかというと緑が強く、Pantoneでははセイジグリーンで登録されています。</div><div><br></div><div>・ブラックレザーには定番とも言えるボルドー。明るめなグレーと迷いましたが、明るいと汚れが目立つというご意見をいただいていたので、雰囲気を変えてメリハリのある色にしてみました。</div><div><br></div><div> 通常生産用の生地は反(50m)単位での購入になる為、少量生産者としては共通で使える無難なベージュ系1色で統一していましたが、少しだけ材料費が高くなる事を許容して、裏地も大切にしていこうと考えて、今回初めて色を変えてみることにしました。</div><div><br></div><div> 色の組み合わせは必要に応じて随時見直していきたいと思いますので、下記リンクよりご意見いただけると幸いです。</div><div>☞ <a href="https://cavan-bag.com/contact.php">ご意見はこちらから</a><br></div>