サコッシュとは
ヨーロッパで人気のサイクルロードレース。
カロリー消費が激しくタフなレースでは糖質補給が重要となり、サコッシュと呼ばれる簡易的な肩掛け袋に補給食を入れて、レース中の選手に手渡されます。チームスタッフがサポートカーや沿道から、またはアシスト役の選手が運んだり。
受け取った選手は、中に入っている高カロリー機能食などをジャージのバックポケットにしまうと、用済みのサコッシュは道端にポイっと捨ててしまうとか。チームロゴなどがプリントされたサコッシュは人気があり、沿道のファンが回収して持ち帰るそうです。
そんなヨーロッパ発祥のスポーツグッズをモチーフに、幅広くアレンジされて広まっているサコッシュですが、原型をイメージすると、コンパクトな肩掛けバッグで、マチなし、ポケットなし、装飾無しのシンプルな構造がベースになるのかと思います。
ちなみに、"sacoche(フランス語)"をGoogle翻訳で訳すと日本語で「バッグ」。逆に「バッグ」をフランス語に訳し直すと"sac"となりました。
"sacoche"も"sac"もバッグ。違いが調べきれなかったのですが、バッグ全般を"sac"と言い、前述のイメージと字面から、"sac"と"poches(ポケット)"を組み合わせた造語が"sacoche" の語源ではないかと想像されます。小さいポケットの様なバッグ…あくまでも個人的な予測です。
サコッシュと言えば布かナイロン製で数千円前半で買えるものが主流かと思うのですが、丈夫なオイルレザーでサンプルを作ってみました。
ショルダーストラップを外して、ポーチやバッグインバッグとしても使える2wayタイプです。
☞ レザーサコッシュ
完成しましたら改めてお知らせします。