帆布バッグについて|普段使いからお仕事用まで丈夫で使いやすいオイルレザーバッグを通販でお届けします

cavan oil leather & canvas bag
cavan oil leather & canvas bag

パラフィン帆布バッグについて

天然素材の素朴な風合いと、ほど良い固さにこだわった生地

メイン素材は、日本の帆布ブランド「富士金梅®」のパラフィン10号帆布を使用しています。

帆布の中では比較的薄い生地ですが、綿100%の生地に固形のパラフィンを熱で溶かして染み込ませる事で、防水性を持たせるのと同時に、生地に芯を貼ったような張りが出て、自立できるしっかりしたバッグに仕上がります。

ゴワっとした素朴な風合いは、シンプルでナチュラルなバッグによく合い、使い込んでいくと少しづつ柔らかくなったり、擦れてダメージ加工の様なワイルドな表情になったり、 色が徐々に変化するなどのエージングが楽しめます。

写真は該当帆布の制作に使用されるレピア織機です。

帆布とは

複数の糸を撚り合わせた撚糸(ねんし)を使って、経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸を規則正しく交互に織った平織(ひらおり)の厚手生地を帆布と呼んでいます。
織物の三原組織と言われる平織(帆布)、綾織(デニムなど)、朱子織(サテンなど)の中で最も丈夫な織り方で、しっかり糸が絡んでいるので水を通し難く、通気性が良いのも特徴です。
糸の素材は、古代エジプトで最初に作られたとされるものは亜麻(アマ=リネン)が使われており、日本では麻もしくは綿が主に使われ、今日では化学繊維が主流となっています。
日本ではかつて、帆船の帆に用いられてきた歴史があることから帆布(はんぷ)と呼ばれ、その高い耐久性から、テントなどの建築資材や、トラックなどの幌にも使われています。身近なところでは体育の授業で使う体操用マットやスニーカー、柔道着、相撲のまわしなど。また、油絵用のキャンバスに使われる事から、海外ではcanvas(キャンバス)と呼ばれています。

cavanのバッグで使用している綿帆布は、1954年にJISで規格化された左の表の仕様に準じています。1997年に廃止となったものの、日本の多くの帆布メーカーでは今でもこの規格が使われています(号数が小さいほど厚く重い素材である事が判ります)。

cavanの帆布バッグ

拘りの綿帆布を日本の鞄職人が仕立てた、クラフトマンシップ漂うJAPAN MADEバッグです。
ブリーフケース以外のトート系バッグでは、裏地にもメイン素材と同じ10号帆布を使用しており、4号帆布にも匹敵する生地の存在感。余裕で自立できます。

色は、生成に近いナチュラルなライトベージュに定番のブラック、渋めで人気のブラックカーキ、アースカラーのダークベージュ、差し色に使えるダイダイ、天然由来のインディゴブルーと現時点で計6色。

シンプルなデザインでありながら、見た目以上に軽くてしっかりした造りと収納力があり、お買い物用のマイバッグや、沢山の荷物を収納するマザーズバッグにもおすすめです。



防水性能について

試作品を使った簡易的な実験結果です。

生地を霧吹きで濡らして30分間放置しても、水が生地に浸み込むことは無く、防水効果がある事を確認しました。

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