プルアップレザーのキズ修復力
cavanで使っているオイルレザーは 良品のこだわり -> オイルレザーバッグについて でも紹介させていただいていますが、オイルを飽和レベルまで含ませた所謂「プルアップレザー」を使っています。
革の表面を擦ったり、折り曲げると、オイルと染料が革の繊維の中を移動する現象が見られ、革を取り扱う際や、バッグの製作過程において色ムラが付いてしまう事もあります。
尚、オイルを沢山含ませていると聞くと、触るとオイルでギトギトになるのではないかと思われるかもしれませんが、その様な事はありませんので念のため。
表面がスムースなオイルレザーは、実は細かいキズが付きやすいのですが、前述の特性を活かして、浅いキズがついた際は、指のお腹や柔らかい布で擦ってあげると、オイルと染料が馴染む事で目立たなくする事ができます。
以前Instagramに投稿した動画を下記リンクよりご参照下さい。
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ちなみに写真と動画に使っているバッグは、私が普段使っているトールトートで、艶が出ていい感じにエージングしてきています。蛍光灯の下で撮影した為、白くテカってしまっていますがご了承ください。
使い込むことで付いたキズやシワと共にエージングしていく、少しワイルドな革らしさがお好みの方は、スムース系のアルトシリーズをお試しください。
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